RE-SPAWN(リスポーン)

キックボクサーの減量とダイエットの違い

ブログ2022-07-06  

キックボクサーの減量とダイエットの違い|RE-SPAWN(リスポーン) 小岩にあるパーソナルジム&キックボクシング

こんにちは、寺崎です。

 

さて、本日は減量やダイエットについて書きたいと思います。

会員様の中で「ダイエットをしたい」「昔の身体に戻りたい」と思って通ってくださっている方は結構いらっしゃいます。

 

「いろいろとやってみたがうまくいかない」「筋トレをしているけど変化がない」と感じている方も多いかと思います。

 

なのでちょっとだけ、キックボクサー現役時の私の減量についてお話したいと思います。

 

私は当時、K-1グループの65㎏(スーパーライト級)という階級で試合をしておりました。

普段の私の体重は75kg 、試合までに10㎏の減量をしなければなりません。

 

38歳の試合が最後だったのですが、プロの試合は全部で26戦。

一ヶ月でどのように体重を落とすか計画し、その計画を毎日実行していくと、試合前日の計量日に目標体重の65kgをクリアできるようになっていました。

 

(((パンイチ)))

 

プロ26戦の中で軽量の失敗は一度もありませんが、真夏の朝、リミットまで体重が落ちずサウナスーツを着てランニングし、死にそうになったことを今思い出しました。

計画的にやらなければやっぱり身体が悲鳴をあげてしまいます。

 

なんとかクリアできた計量後にOS-1などを沢山飲んだのですが

身体の不調は直らず、病院へ行くと脱水症状と診断され点滴を打つことになりました。

 

そしてその試合は。。。

 

と、悲しい記憶を思い出し脱線していまいましたが、

 

 

短期のダイエット(減量)はすぐにリバウンドしてしまいます。

私も65㎏の計量をクリアすると、試合当日にはだいたい71㎏に戻っており、二日後には通常の75㎏に戻ってしまっていました。

 

格闘家が減量で10㎏落とすことができるのは、

毎日のきつく苦しい練習で脂肪をそぎ落とし筋量を維持させていることによって

身体がスポンジのようになり、1日で3㎏の水分を簡単に落とせるような状態になっているからです。

 

普通の生活をしている方が一ヶ月で同じような減量をするのは、
とても危険なことであり、リバウンドすることがほとんどかと思います。

 

でも、この時の減量方法もよく考えると、通常のダイエット方法と同じ部分もあります。

 

それは、食を変えること

 

糖質制限をし高たんぱくで低カロリーな食事に変えることや、栄養素の高い食事を選ぶことです。

 

当たり前のことなんですが、人間食べなければ痩せていきます。

 

基礎代謝+活動代謝-1日の摂取カロリー= こちらの数字がマイナスであれば太ることはありませんし、体内についた脂肪などをエネルギーに変えて活動するので

1日-500キロカロリーで1か月生活すると2㎏体重が減るといわれています。(栄養学本を参照)

 

なので、まずは毎日の食事を見直してみましょう。

朝、昼、晩、何を食べているか?

 

そして摂取カロリーは?栄養素は?お菓子や揚げ物などを好んでたべていないか?

お酒を飲み過ぎていないか?

 

現在はインターネットの情報が沢山あります、正しい情報、悪い情報いろいろあるかと思いますが、まずは自分に合うものかどうかを判断し挑戦してみることをオススメします。

 

そして、食事だけでも体重は落とすことはできますが、運動して筋量を増やすことや、ストレッチなどで可動域を増やし扱いやすい身体にすることも、基礎代謝量を増やしてくれて瘦せやすい身体になるので同じく重要です。

 

毎日の食を見直し適度な運動を習慣化し、よりよい人生にできるように合わせてキックボクシントレーニングやウエイトトレーニングをしていきましょう。

 

 

押忍

 

 

 

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