ブログ2023-08-25
こんにちは、RE-SPAWNです。
前回、運動前に行うウォーミングアップについてご紹介しましたが、ご覧いただけたでしょうか?
まだご覧になっていない方はこちら▶︎運動前に最適なウォーミングアップとストレッチ
今回は、前回ご紹介した「動的ストレッチ」と対になる存在である「静的ストレッチ」を中心に、運動後のクールダウンについてご紹介したいと思います。
クールダウンには、
・疲労を残さないようにする
・筋肉痛や怪我のリスク軽減
・筋肉の柔軟性を高める
・老廃物を排出する
・リラックス
などの効果があります。
筋肉だけを伸ばす静的ストレッチは、筋肉の緊張を和らげるため、老廃物を排出させ、リラックス効果も期待できます。
そのため、行うタイミングは運動後や寝る前がおすすめです。
運動とセットで行うことで、怪我を予防できるため、怪我をしにくい体づくりにつながります。
前回もご紹介しましたが、あらためてストレッチの種類をご紹介します。
ストレッチには、『動的ストレッチ』と『静的ストレッチ』の2種類があります。
⚫︎動的ストレッチとは・・・
体を大きく動かして筋肉の伸縮を繰り返すもので、柔軟性を高め関節の可動域を広げることができます。
動的ストレッチは、ダイナミックストレッチとバリスティックストレッチに分けられており、運動する際のパフォーマンスを向上させ、体温の上昇、交感神経を優位にするはたらきもあります。
⚫︎静的ストレッチとは・・・
筋肉を伸ばして一定時間その状態を保つことにより、筋肉の緊張をほぐす効果や柔軟性を高める効果があり、副交感神経を優位にするはたらきもあります。
静的ストレッチは、スタティックストレッチとも呼ばれています。
この2種類は効果が異なるため、違いを理解し目的にあわせて使い分けるようにしましょう。
運動をすると、筋肉に乳酸などの疲労物質がたまるため、筋肉の能力を低下させてしまったり、筋肉が固くなったりして筋肉痛を起こしやすく怪我をしやすい状態になります。
静的ストレッチなどのクールダウンをすることで、乳酸の除去にかかる時間を短縮することができるため、怪我の予防につながります。
運動後の体は、筋肉が縮んでいるため、ストレッチを行い元の状態に戻してあげることが、筋肉の硬さや関節可動域の狭さを改善し、疲労の回復や怪我の予防となります。
また、クールダウンには心理的に落ち着くことができる効果があるため、ゆっくり呼吸をしながら静的ストレッチを行うことが精神の安定につながります。
気持ちを切り替えるためにも大切なルーティンなので、毎回必ず取り入れるようにしましょう。
ウォーミングアップとクールダウンは、どちらも運動に欠かすことのできないものということを理解していただけたでしょうか?
それぞれの効果と目的を理解して正しく行い、怪我をしにくい体づくりをしながら運動を楽しみましょう!