ブログ2023-07-10
こんにちは、RE-SPAWNです。
以前、激しい運動やトレーニングで筋肉痛になるのはなぜなのか？
筋肉痛の原因についてご紹介しました。
まだご覧になっていない方は下記URLよりご覧ください。
以前の記事にて、筋肉痛は『激しい運動などで傷ついた筋線維を修復しようとする際に起こる炎症で分泌された刺激物質が、筋膜や周辺の神経を刺激して起こる痛みである』と考えられていることが理解いただけたかと思いますので、今回は、
◯筋肉痛になったらどうしたらよいのか？
◯筋肉痛の改善を早めるには？
以上の２点についてご紹介したいと思います。
筋肉痛は、激しい運動や慣れない動きをした際に誰にでも起こる症状ですが、痛みが辛いため、できるだけ早く良くなってほしいと感じている方は多いのではないでしょうか。
筋肉痛を治すためには、いくつかポイントがありますのでご紹介します。
①全身を温める
血行をよくするため、38度くらいのぬるめのお湯に浸かりましょう。
筋肉の中の血液循環を促したり、リラックスすることで副交感神経が優位となって、筋肉痛や疲れを取り除くことができます。
しかしお湯が熱すぎると、交感神経が優位となり血管が収縮してしまうため、気をつけましょう。
さらに、血管は大きな温度差を感じると収縮と拡張を繰り返します。
これにより血管を拡張させ、疲労の回復をより促すことができるため、身体を温めてリラックスした後は温度差の刺激を与えてみてはいかがでしょうか。
②筋肉痛の回復を促す栄養素を摂る
筋肉を修復したり維持する働きのある、タンパク質を積極的に摂るようにしましょう。
良質なタンパク質には、筋肉の分解を抑え筋力の回復を助ける働きのある、アミノ酸が含まれています。
タンパク質が豊富に含まれている食品については以下の投稿をご覧ください。
また、活性酸素を抑制し、筋力の回復を早める働きのあるビタミンCや、筋肉の回復を促進させ筋肉の機能を高める働きのあるビタミンDも、積極的に摂るようにしましょう。
③十分な休息・睡眠をとる
ぬるめのお湯に浸かり、身体を温めた後は、しっかり睡眠をとり身体を休ませましょう。
徐波睡眠と呼ばれる深い眠りの際に分泌される成長ホルモンには、心身の疲れやストレスを解消する働きや、組織の修復、老化の進行を抑制する働きがあります。
この成長ホルモンは、午後10時から午前2時の時間帯に最大になるとされているので、できるだけこの時間に睡眠をとるようにしましょう。
睡眠には、疲労回復や修復のほか筋肉を緩める効果もあるため、筋肉痛の改善には有効かと思います。
今回は筋肉痛の対処方法についてご紹介しました。
筋肉痛が起これば、『筋肉が成長しようとしている！』とポジティブに考えて、自分の身体を労ってあげながらトレーニングを頑張りましょう！
