ブログ2023-09-08
こんにちは、RE-SPAWNです。
この記事をご覧になっているみなさんは、トレーニングをする際、直前にご飯を食べてお腹いっぱいの状態で始めたことや、逆に朝から何も食べておらず空腹の状態でトレーニングを始めた経験はあるでしょうか?
あまり気にしたことがない方もいるかもしれませんが、トレーニングの前の食事をどうするかでその後のトレーニングに関わってきます。
今回は、そんなトレーニング前の栄養補給についてご紹介したいと思います。
空腹でのトレーニングは何も食べていないから、自分が蓄えている脂肪から燃焼されるのでは?
満腹でのトレーニングはエネルギーを補給した直後なのでいつもよりパワーが出るのでは?
など、どちらがいいか考えてしまいます。
結論から言うと、どちらも良くありません…。
空腹でのトレーニングは、体内の脂肪を燃焼してエネルギーを作り出すといわれているため、一見よく思えます。
ですが実際はエネルギー不足であるため、いつもよりもスタミナが切れるタイミングが早まります。
すると、体を追い込むことで高まる筋トレの限界値が低くなってしまうため、効率の悪いトレーニングになってしまいます。
また、空腹時のトレーニングは脂肪のみならず筋肉も一緒に分解されてしまいます。
筋肉が落ちれば基礎代謝も落ちて痩せづらい身体となってしまうため、良くありません。
さらに、空腹時にトレーニングを行うと血糖値が低下し、めまいや吐き気などの低血糖症状が出る可能性もあるため、気をつけなければなりません。
逆に、食後は摂取した栄養を消化するために胃・腸に血液を流していますが、その最中にトレーニングをすると体が消化に専念できず消化不良を起こしてしまう可能性があります。
また、わたしたちの身体は満腹状態になると副交感神経や優位となり、身体がリラックス状態になってしまいやる気雨あ力が出ないことにより、パフォーマンスが低下してしまいます。
ではどうしたらいいのかというと、適度な食事をした後の空腹でも満腹でもないタイミングが理想です。
消化は、2〜3時間で終わるため、トレーニングをする2〜3時間に食事を済ませるのがベストです。
エネルギー源となる糖質や筋肉のもととなるタンパク質を中心に、ビタミンやミネラルも取れると良いかと思います。
2〜3時間前に食事をとっている状態で30〜60分前に軽い食事をすることもおすすめです。
30分前であれば消化の早いバナナなど、60分前であればおにぎりなどの固形物を食べるとちょうどいいかと思います。
また、トレーニング後には筋肉の修復を早めるために、たんぱく質と糖質を摂取するように心がけましょう。
トレーニングの後は30分以内にたんぱく質を摂ることが推奨されていますので、なるべく30分以内に摂るようにしましょう。
今回は、トレーニング前の食事のタイミングについてご紹介しました。
ご紹介した内容を活かして、日々のトレーニングより効率の良いものにして理想の身体を目指しましょう!